せり出した見事な岩壁に、はめこまれた朱色のお堂が目をひきます。
801年に、ここを拠点としていた蝦夷を退治した、
征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建した毘沙門天をまつったお堂です。
毘沙門堂の奥には、岩壁に磨崖仏が刻まれていました。
【滞在時間】 約30分
拝観料300円。
駐車場は無料です。
入り口には鳥居がたち、
境内には磨崖仏と、仏神の毘沙門天。
神仏混淆 (しんぶつこんこう) という、明治期前までは一般的だった、
神様も仏様も一緒にまつられていた頃の名残がある社寺です。
平泉から厳美渓へ行く途中にあり、
立ち寄るのにちょうどいいスポットです。
達谷窟毘沙門堂
★★★☆☆