喜多院を訪れました。
830年に慈覚大師・円仁が建立し、当初は無量寿寺と名づけられたとか。
1599年に継いだ天海僧正の時代に、喜多院と名が改められたそうで、
この天海というお坊さん、実は明智光秀だという説があったりして、
徳川家康公から寺領500石を得るなど、意見もできる方だったようです。
「家光誕生の間」「春日局化粧の間」 といった歴史の詰まった部屋もあり、
この目で観られるというのは魅力的ですね。
石組みが目を引く、遠州流庭園も見事でした。
隣接して、仙波東照宮があるのも、徳川家と密接なつながりがあった証拠。
拝殿脇の柵ごしに覗くことしかできませんが、
朱塗りに、細やかな彩色がほどこされた社殿は見事です。
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【滞在時間】 約1時間
拝観料は400円。駐車場は500円。
江戸城の遺構にまさか出会えるとは思いませんでした。
今日まで保存されていることは貴重ですね。
また庭園も見事です。
また、五百羅漢があったりと、とても見ごたえのある寺院でした。
川越を訪れたら、是非オススメしたいスポットです!
川越大師・喜多院
埼玉県川越市小仙波町1-20-1
★★★★★