今、紅葉が見頃とのことで、米子大瀑布を訪れました。
落差85Mの不動滝と75Mの権現滝という、巨大な二つの滝が楽しめるスポットが、須坂市の山奥にあります。
まずは、車のすれ違いがギリギリの細道をゆっくりと登っていきます。
日中でもヘッドライトをつけるなど、対向車に存在を知らせながら行きましょう。
70台程度の無料駐車場があります。到着した朝10時前、車はまばらでしたが、
お昼には (写真) だいぶ車が増えました。
駐車場からは徒歩で滝を目指します。
オススメの眺望ポイントは2ヶ所。滝を近くでみられる 「米子不動尊」 周辺と、
二本の滝が一目でみられる 「米子鉱山跡地」 です。
駐車場から、鉱山跡地を目指す 「のぼり900M」 のルートはやめましょう。
つづらおりで急勾配の 「登山」 ルートで距離、時間ともにかかります。
下りで利用しても30分かかった上、ただ山道で全く楽しくありませんでした。
米子川沿いの遊歩道を行きます。米子不動尊まで約30分です。
礫の転がる山道ですが、傾斜なだらかで歩きやすいです。
まずみえてくるのが、落差85Mの不動滝です。
やがて米子不動尊に到着。
向かいには滝山館という旅館がありますが、もう営業していないのかな・・・。
閑散とした雰囲気でした。
そばからは、落差75Mの権現滝の近くまで行くことができます。
滝山館から沢を越えて約10分。対岸の硫黄鉱山跡地に到着です。
かつて、こんなに大規模な硫黄鉱山があったそうです。驚きでした。
現在、遺構はほとんど残っておらず、緑の平地があるのみです。
逆光のため、写真をとるのには難がありましたが、絶景が広がっていました!
山々の紅葉も見事でした。
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【滞在時間】 2~3時間程度
駐車場から入り、山中を一周すると、なかなかの時間がかかります。
体力は消耗しますが、かなりの絶景が楽しめます!オススメです。
ポイントとして、
① 岩がゴロゴロしているので、必ず歩きやすい足回りで。
散策路入り口にある、パワーストック (杖) を借りるとラク。
② 眺望ポイントは、滝が近い 「米子不動尊」 と一望できる 「硫黄鉱山跡地」。
米子川沿いの散策ルートを往復し、 鉱山跡~駐車場の山道は避ける。
③ 紅葉の時期は、15時には日が陰りはじめるので、
午前中からお昼すぎまでには、散策コースに入ると良さそう。
紅葉シーズンの土休日は、一般車の規制がかかります。
シャトルバス、タクシーのみのアクセスになるので、注意が必要です。
ちょうど今週末から、一般車でも行けるようになっています。
米子大瀑布(須坂市観光協会)
長野県須坂市米子
★★★★★
※ 駐車場にマークしてあります。