唐招提寺は、歴史の教科書でも登場する、鑑真和上の晩年住んだお寺。
鑑真和上は唐の高僧で、朝廷から 「伝戒の師」 として招請を受けました。
しかし、渡航を試みるも、嵐や密告などで5回失敗してしまい、
6回目でようやく来日した時には、失明してしまっていたそうです。
境内にある鑑真和上のお墓です。
命がけで来日した鑑真和上に、手をあわせずにはいられませんでした。
正門をくぐると、目の前にあらわれる建物が金堂です。
重厚感がありバランスがよく、美しくさえ感じます。奈良時代のもので国宝。
中に本尊の盧舎那仏像、薬師如来像、千手観音像らが安置されてます。
これらも奈良時代のものばかりでみんな国宝に指定されています。
中でも、びっしりと手が彫り込まれた千手観音は、とても見事でした。
そのほか、多くの伽藍も国宝になっています。
両方とも国宝です。
こちらの校倉造りの宝蔵、経蔵も奈良時代のもので国宝になっています。
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【滞在時間】 約1時間
拝観料は600円。
創建した奈良時代の伽藍が多く残っており、とても貴重です。
1300年も前のものが、21世紀にこれだけ残っていることに感動しました。
多くが国宝に指定されているのもうなずけます。
鑑真和上が過ごしていた時代に思いをはせることができるお寺です。
オススメです!奈良を訪れたら是非どうぞ。
唐招提寺
★★★★★