「縄文の聖地」 というキャッチフレーズにひかれ、
押戸石の丘を訪れました。
車のすれ違いが困難な細道を丘にむかってすすみます。
左前の三角の石がみえる丘が、押戸石の丘です。
丘の上にある巨石群は、古代に人工的に配置されたものとのこと。
9組の列石遺構が確認されています。
また、この遺跡の不思議が、
なんとシュメール文字が刻まれている石があるとのこと。
この鏡石には、牛と蛇の文字が刻まれているらしく、
蛇は 「ナーガ」、牛は 「バール」 で、
ここの地名、「なかばる」 を指すのではないかとのこと。
賛否両論はあるそうですが、ロマンがありますね。
こちらは、はさみ石。
石の挟間が夏至に太陽がのぼり、冬至に太陽が沈む地点で、
古代の日時計だったとか。
そしてひときわ大きな三角石が、押戸石です。
頂点の真北には、北極星があるそうです。
押戸石は磁力を持っているそうで、
方位磁石をむけながら石をまわると、クルクルとまわります。
方位磁石は入口で貸してくれます。
意外に感動したのが丘からの大パノラマ。絶景です!
訪れる人も少ないので、ゆっくりと景色を楽しむことができました。
・・・・・・・・・・
【所要時間】 1時間程度
維持管理費200円。入口で方位磁石を貸してくれます。
古代ロマンを感じる列石遺構、大パノラマが広がる丘からの眺望、
訪れる人も少なく、かなり良い穴場スポットです。オススメ!
ただ、アクセスする道は細く悪路も含まれるため、
ゆずりあいながら、ゆっくりとどうぞ。
押戸石の丘(熊本観光公式サイト)