大仙院のあと、
同じ大徳寺の塔頭の、高桐院 (こうとういん) を訪れました。
門をくぐると、竹林と苔むした参道が出迎えます。
高桐院は、細川忠興公によって1601年に建立されました。
忠興公と言えば、
明智光秀の娘・細川ガラシャの旦那さんで有名です。
細川家の菩提寺として、
初代藤孝公、忠興公、そしてガラシャも眠っています。
おすすめのポイントは、
心やすらぐのが、苔と竹林、もみじで彩られた前庭です。
アクセントに感じられる灯篭は、鎌倉時代のもの。
このつくばいは、
もともと加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰った、
朝鮮王城の礎石からつくったものだとか。
参勤交代にも、持っていったそうです。重そう・・・。
裏庭も緑が豊かでありながら、整っていて見事でした。
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【所要時間】 30分程度
拝観料は400円。
利休七哲の一人だった忠興、
敷地内には千利休の邸宅を移築した書院も残されています。
茶人のお寺らしく、趣のあるお庭を楽しめます。
縁台も広々としていて、ゆっくりと鑑賞することができます。
オススメです!
高桐院