ミクニ で食事をしたあとは、すぐ近くにある迎賓館を訪れました。
現在、迎賓館の一般公開がされており、一部中止期間があるものの、10月20日まで、予約不要でも中に入れるとのこと。
せっかくなので入ってみることにしました。
現在の建物は、明治42年に建設され、
ネオ・バロック様式という西洋建築のデザインが取り入れられているのだそう。
当初は天皇のお住まい・東宮御所として建てられましたが、戦後に迎賓館として改装され、現在にいたっています。
よく見ていくと、あちらこちらに日本テイストが入っているのも面白いです。
例えば、屋根の上には鎧武者が乗っていたりします。
内覧では2階にある、「彩鸞(さいらん)の間」「花鳥の間」「朝日の間」「羽衣の間」 をみることができます。
白と金を基調とした内装、天井に描かれた絵、大きく豪華なシャンデリア、豪華絢爛な内部は、まるでヨーロッパの宮殿のようです。
海外からのお客様を招くのにふさわしい、とても贅沢なつくりの建物でした。
特に印象的だったのが、「花鳥の間」。
木目の落ち着いた部屋で、壁に飾られた、明治の七宝家・濤川惣助による、「七宝花鳥図三十額」 は必見です。
見学では、迎賓館の裏側、主庭も公開されています。
必見なのが、装飾も豪華な大噴水です。こちらも国宝になっています。
四方にグリフォン、そして台座のライオンの口からも水が流れ出ます。
カッコいい噴水です!
【滞在時間】 約1時間
見学料は1000円です。主庭と本館の内覧が自由見学できます。
私は予約なしで行きました。
三連休初日、訪れたのが14時ということもあり、混んでいました。
さらに予約優先で、バスツアーの団体がどんどん来てしまったため、
待ち時間も長く、中に入るまで1時間近くかかってしまいました・・・。
でも迎賓館の中に入れることは貴重な体験でした。並んでも入る価値アリ!
予定が決まっているのなら、やはり事前予約がオススメです。
荷物検査もあり、予約している人が優先されるので、入館が断然スムーズです。
また、和風別館もあわせて見られるコース (要予約) もあります。
通年で見学ができるようになったようですが、
公務使用で、結構入れない日も多いので、公式サイトで要確認。
水曜日はお休みです。
内覧できる機会に恵まれたら、是非どうぞ。
迎賓館赤坂離宮
東京都港区元赤坂2-1-1
★★★★★