常寂光寺をあとにし、散策していると突然あらわれた大きな山門。
清涼寺というお寺の山門です。
清涼寺は、987年に創建されたそう。嵯峨釈迦堂とも言います。
ご本尊には、国宝の釈迦如来立像が安置されています。
この釈迦如来立像、宋にあった、本物のお釈迦様を模刻したとされる像を、
許可を得てさらに模刻したそうで、「生身のお釈迦様」と呼ばれています。
お釈迦様からのコピー回数わずか2回!これはありがたいです。
しかも、像の中には、絹でつくった臓器の模型まで入っていたとのことで、
これも拝むことができます。
有料エリアにはなりますが、弁天堂を配した庭園もなかなか見事で、
まわりのモミジが色づきはじめていました。
大方丈の一角には、こじんまりとしていますが、
小堀遠州が作庭したとされる庭園もありました。
【所要時間】 約40分
【拝観料】 400円
ふらりと立ち寄ったお寺ですが、これがなかなか見ごたえたっぷり。
ご本尊で国宝の釈迦如来立像をはじめ、中に納められていた絹でできた内臓、
また現在の本堂は、徳川綱吉の母・桂昌院の寄進によることにちなみ、
桂昌院にまつわる、蒔絵があしらわれた見事な調度品なども見ることができます。
小堀遠州ほか、弁天堂の庭園も見事で、これから紅葉の時期、楽しめそうです。
拝観料400円を支払う価値あり。是非、本堂へあがってみてください。
オススメです!
清涼寺
★★★★★