今回は、隣県へコロナ禍の旅行です。
私の旅行スタイルも、観光地をあちこちめぐる行動型から、
宿にチェックインからアウトまで、温泉を楽しんだり、部屋でのんびりしたりと
滞在型のスタイルにかわってきました。
訪れたのは、群馬の四万温泉にある、四万たむらです。
四万温泉に最初にできた湯宿で、その歴史は室町時代までさかのぼるそう。
「向破風」と呼ばれる茅葺屋根の母屋は、江戸時代のものとのこと。
領主・真田氏から湯守を任され、この格式高い屋根を許されていたそうです。
現在は四万温泉を代表する温泉旅館で、その規模も大きく、
客室は旧館の「金涌館」、中心にある「木涌館」、端っこの「水涌館」の三館体制、
温泉浴場は6種類もあり、館内で湯めぐりが楽しめるのがポイントです!
コロナ禍、滞在する温泉旅館としては、まさにうってつけ。
今回、「おこもりプラン」というものを利用しました。
- お部屋は温泉の楽しめる檜風呂がついた「水涌館」客室
- 布団敷きはセルフ
- 夕食は部屋食。ただし飲み物注文不可。食後はセルフで廊下へ。
- 朝食は会場食でセットメニューの用意
工夫された、適度にソーシャルディスタンスなプラン内容です!
温泉檜風呂付き!15畳以上で広々の「水涌館」客室を利用
客室は「水涌館」客室を利用しました。お部屋は広々15畳以上ありゆったり。
温泉が楽しめる檜風呂が客室についています。
▼ お部屋の様子はこちら
お部屋でお膳仕立てでいただく夕食。朝食は会場でセットメニュー。
「おこもりプラン」の夕食は、お部屋でお膳仕立てでの用意です。
すき焼き鍋や温泉蒸し、土瓶蒸しなどあたたかい料理も楽しめました。
また、朝食は会場でのセットメニューでした。
▼ 食事の様子はこちら
6種類の温泉浴場で湯めぐりが楽しめる
一番のポイントが大小6種類の温泉風呂があり、湯めぐりが楽しめます。
川のせせらぎを楽しめる「森のこだま」と、大きな湯舟が並ぶ「甍の湯」、
小さいですが檜風呂の「御夢想の湯」が良かったです。
あと河原には、丸見えで混浴風呂の「幻の湯」なんていうのもあります・・・。
「森のこだま」は6時~23時でしたが、ほかのお風呂は、夜間を含めて
ほぼ通しで利用できるのもポイントでした。
田村坂をおりればジブリ映画のモデルになった名建築がすぐ
玄関前の坂「田村坂」を降りてすぐのところには、
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったとされる、
積善館本館があるので、記念撮影をお忘れなく!
意外と近くに車が止められず不便なので、たむらに宿泊したら必見です。
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二人(+子供)一室利用二食付きで一人22000円でした。
「おこもりプラン」、コロナ禍でも安心できる内容で良かったです!
休日ということもあり、やや高めの設定になっていますが、
広いお部屋で温泉風呂に入れて、夕食もゆっくり部屋食でいただけるのは、
セルフサービスの点を含めても、満足いく内容でした!
温泉浴場は深夜早朝も入れるので、夜中の3時過ぎに湯めぐりしましたが、
誰にも会わず貸切状態でした。露天風呂系も朝9時頃ならほぼ貸切。
部屋風呂とあわせて、たっぷり温泉を堪能できました。オススメです!
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四万たむら