今朝は、ホテルからほど近い、平安神宮を散策してみます。
平安神宮は、1895(明治28)年に、平安遷都1100年を記念して、かつての平安京の大内裏を8分の5に復元したものなのだそうです。
真ん中に大極殿、そして左右に翼を広げるように建物が展開します。
平安京をつくった桓武天皇、明治維新期の孝明天皇が祭られています。
青色の緑釉瓦、白地に朱色の柱のコントラストが美しく、その大きさも見事です。
神苑は有料エリアで600円になります。
実は、社殿を取り囲むように、1万坪もの池泉回遊式庭園が広がっているんです!
しかも、自然景観と水を組み合わせた庭が得意な小川治兵衛の作庭です。
ひっそりと路面電車が保存されていました。
明治に市街地を走っていた二号電車と呼ばれるもので、日本最古の電車だとか。
近年、国の重要文化財になっています。
小川が流れる森の小路を先にすすみます。
東屋のある中神苑です。少しずつ池が開けていきます。
池にかかる臥龍橋は、豊臣秀吉時代の三条大橋と五条大橋の石柱なのだそう。
最後は、東神苑の大きな栖鳳池へ出ます。
屋根付きの橋は泰平閣です。京都御所から移築されたものなのだとか。
神苑のシンボルのような存在で、結婚の記念写真の撮影がおこなわれていました。
欄干は、腰かけられるようになっており、庭園を見渡すことができます。
神苑の散策時間は約30分程度。
平安神宮を訪れたら是非どうぞ。
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とても広く、神社参拝は無料なので、京都定番の観光スポットとしてもオススメ。
また、あわせて是非おすすめしたいのが、神苑です。
有料になるものの、小川治兵衛作庭の池泉回遊式庭園は、四季折々の花を楽しめる他、小路の脇の小川がいくつもの池をへて、最後、大きな栖鳳池へ注ぐという、展開のあるつくりを感じる庭園です。
水豊かで木陰もある庭園なので、京都の暑い夏に、涼を求めるのにもオススメです!
平安神宮
★★★★★