青梅鉄道公園は、1962年に鉄道開業90周年事業として、国鉄が開設した、鉄道公園です。もう50年以上になる、歴史ある公園ですね。
屋外で蒸気機関車を中心に、10両の車両が展示されています。
多くの車両は、屋根の下で管理されているので、とても車両の状態が良いです。
また、蒸気機関車は、運転台にのぼることができるようになっています。
蒸気機関車は、明治から大正に活躍した、歴史ある車両が多い印象です。
印象的だったのが、この5540形蒸気機関車。1897年(明治30年)製造。
車高がちょっと低めで、先に車輪の台車がついているのが変わっています。
こちらは、戦前の1932年から通勤車両として導入された、クモハ40。
青梅線でも活躍していたのだとか。
公園の奥へ行くと、0系新幹線も展示されています。
当時の座席は、ひじかけも固定で、こんな長椅子みたいな感じだったんですね。
窓際には、灰皿もついていて、時代を感じます。
このほか、運転席に入ることもできます!
0系新幹線のまわりには、バッテリーカーやミニ列車など、子供が乗って楽しめる遊具もありました。
また、園内の建物・記念館では、HOゲージの鉄道ジオラマがあり、運転体験もできます。
・・・・・・・・・・
- 滞在時間: 約1時間
- 入場料: 100円
三連休の初日、13時過ぎに訪れました。
車は、鉄道公園前や、隣接する永山公園の駐車場を利用します。無料でした。
ファミリー層が中心。マニアックなスポットなので、三連休でも大して混んではおらず、のんびりと過ごすことができました。
車両展示は屋外なので、晴れている日がオススメ。
蒸気機関車に偏り気味ですが、10両もの車両展示があるのはなかなかです。
貴重な0系新幹線の中に入れたり、蒸気機関車はほとんど運転台までのぼれます!
展示してある車両にふれあえるのが、この公園の魅力かと思います。
HOゲージの鉄道ジオラマもあるので、特にお子さんにオススメです!
青梅は、圏央道が通っているほか、国道411号(大菩薩ライン)を利用すれば、八王子JCT~中央道の渋滞を回避しながら、約2時間で山梨県の塩山まで抜けられます。
山梨方面の旅行の行き帰りにスケジューリングするのも良いですね。
青梅鉄道公園
★★★★☆