今日は、紅葉を楽しみに、茨城を訪れています。
最初、筑波山へ行こうかと思ったのですが、とても混雑するような口コミが散見されたのでパスします。
最勝寺は、鎌倉時代の1258年に創建された、天台宗のお寺です。
立派な山門がお出迎え。
境内には大きな銀杏の木々が広がり、ちょうど見頃を迎えていました。
本堂脇の小道を奥へとすすんでいきます。
すると広がるのが、苔庭と見事なモミジの木々。
青から赤へのグラデーションが広がり、息をのむ美しさです。
お庭の手入れも行き届いており、まるで京都のお寺のようですね。
実際、京都の小島庭園工務所というところが、施工しているそうです。
見事です!
決して広大な敷地のお寺ではないのですが、隅々まで手が行き届いており、今の時期はどこを切り取っても画になります。
池もきれいで、立派な錦鯉が悠々と泳ぎます。
よく見てみると、池の中にもモミジの枝が沈めてあり、これまた演出が素晴らしいです。
境内裏手には、十三仏という、死後の世界で審判を下す十三の仏様が安置された石庭も広がっています。
モミジと苔の広がる庭とは対照的で、荒々しい石組みと仏様、死後の世界を感じるお庭になっています。
・・・・・・・・・・
- 散策時間: 約40分
- 拝観料: 無料
10時過ぎの訪れました。
幹線道路からの入り口が難しく、知らなければまず立ち寄ることのないお寺です。
駐車場は参道を挟んで二か所、それぞれ10台以上とめられる広い駐車場があります。
来られているのはほぼ地元の方のようで、人混みも少なく、のんびりと美しい紅葉を楽しめました。
庭師さんが気さくに声掛けしながら、お庭を見てまわっています。
管理が大変でしょうが、隅々まで手入れが行き届いており、とても見事なお庭でした。
京都の庭園施工の会社が手掛けただけあって、かなりレベルも高いです!
紅葉は11月19日現在見頃を迎え、来週あたりまでがベストだと思います。
青紅葉の頃も良さそうですね。オススメです!
最勝寺
★★★★★