富山をあとにし、今日は長野県の斑尾まで、戻ります。
糸魚川駅の高架下には、糸魚川ジオステーション「ジオパル」という施設があります。
ここが実は、ちょっとした鉄道スポットになっています。
- ジオパークとジオラマの「ジオ」をとって名付けられた交流施設「ジオパル」
- 大糸線で使われていたキハ52、トワイライトエクスプレスの再現車両も。
- 糸魚川駅や大糸線を再現した鉄道ジオラマ、プラレールの大型レイアウトもあり。
- 隣のジオパーク観光インフォメーションには、明星山のすべり台もある!
- 糸魚川ジオステーション ジオパル
ジオパークとジオラマの「ジオ」をとって名付けられた交流施設「ジオパル」
糸魚川は、東日本と西日本を分けるフォッサマグナや、貴重なヒスイ原石の産地として、地質の世界遺産とも言える「世界ジオパーク」に認定されています。
また、NゲージやHOゲージの鉄道模型の巨大ジオラマがあり、鉄道愛好の輪が広がる願いもこめられているそうで、ジオパークとジオラマ、二つの「ジオ」と、友達や仲間を意味する「パル」を組み合わせて「ジオパル」と名付けられているそうです。
大糸線で使われていたキハ52、トワイライトエクスプレスの再現車両も。
まあ難しいことは抜きで、なかなか楽しめる鉄道スポットになっています!
まず、ドーンと施設の中心におかれているのが、このキハ52。
かつて、JR大糸線で活躍していた、国鉄時代からの貴重な車両で、天井の扇風機やうっすら青緑色の内装、懐かしい雰囲気です。
運転席には入れませんが、ワンマン運転で使われていた運賃箱や運賃表、前面には走行シーンも映し出されていました。
また、その隣に、かつて大阪~札幌を走っていた寝台特急「トワイライトエクスプレス」の車内再現車両もありました。
実際に使われていた備品をJR西日本から譲り受け、A寝台(スイート)と食堂車の一部が再現されています。
糸魚川駅や大糸線を再現した鉄道ジオラマ、プラレールの大型レイアウトもあり。
そして、ジオパルで目をひくのが、鉄道模型の二つの大型ジオラマです。
まずこちらは、Nゲージのレイアウトで7m×6m。
糸魚川駅と北陸本線、その周辺を再現したジオラマになっています。
そして、こちらはHOゲージのレイアウトです。10m×2.5m。
姫川渓谷の大糸線を再現したジオラマで、これまたしっかりとした作り込み。
SLやディーゼルが全盛だったころの糸魚川駅が再現しています。
現在駅のモニュメントとして残されている、レンガ車庫の姿もみられます。
そのほか、こちらは展示のみですが、プラレールの巨大レイアウトも。
タカラトミー社の協力で、常設展示では、日本一の大きさらしいです。
このほか、プラレールで遊べるスペースもあります。
NゲージやHOゲージのレイアウトは、車両を持ち込んで利用の他、車両のレンタルもできるので、巨大レイアウトで、鉄道模型の運転を気軽に楽しむことができます。
隣のジオパーク観光インフォメーションには、明星山のすべり台もある!
「ジオパル」は、糸魚川ジオパークをはじめ、観光情報の発信基地でもあります。
子供が喜んで遊んだのが、明星山をイメージしたローラーすべり台。
本当にこんな形をした山があるんですね。知りませんでした。
ロッククライミングで有名な山らしいです。またの機会、行ってみたいと思います。
・・・・・・・・・・
【滞在時間】 約1時間
【入館料】 無料
糸魚川駅の高架下につくられた施設「糸魚川ジオステーション・ジオパル」。
NゲージとHOゲージの巨大レイアウトは、糸魚川周辺の景観がしっかりつくりこまれている上、キハ52の実車、トワイライトエクスプレスの再現車両と、無料ながらなかなか見ごたえがありました。
また、糸魚川駅は、北陸新幹線と大糸線、えちごトキめき鉄道の三線が乗り入れる駅。
えちごトキめき鉄道では、「雪月花」や 国鉄型観光急行 といった珍しい列車も走っているので、これらと一緒に、鉄道鑑賞を楽しむ駅としてもオススメです!
今日のような暑い夏の日、屋内で子供を遊ばせるスポットとしてもいいですね。
参考になったらクリックしていただけると嬉しいです (*^^)v
糸魚川ジオステーション ジオパル
★★★★☆