
長良川鉄道の観光列車「ながら」に乗って、郡上八幡駅から美濃市駅まで来ました。
次の郡上八幡に戻る列車まで、約1時間あるので、ちょっと時間つぶしに駅近の鉄道スポットに行ってみることにします。

美濃市駅から歩くこと約3分。訪れたのは、旧名鉄美濃駅舎です!
かつて美濃駅から岐阜市の徹明町駅まで、名鉄美濃町線という路線がありました。
うち美濃駅から途中の新関駅までは、平成11年に先に廃線となり、この駅が今日まで保存されています。

今残っている駅舎は、1923(大正12)年に建てられたもので、国の有形登録文化財に指定されています。
使われていた当時の時刻表や伝言板などがそのまま残り、紹介パネルが展示されていました。また、駅務室は、鉄道関連グッズ販売のコーナーになっていて、全国各地の記念乗車券などもあり、お宝が眠っていそうな雰囲気がまた楽しかったです。

当時のホームや構内線路、そして車両も展示されています。

路面電車感のあるモ590形。

特に印象的だったのが、この二両。左のモ600形と右のモ590形。


モ590形は、丸みを帯びたデザインがまたいいです。ドア窓まで丸い。
まるで海外のトラムで走っていそうなオシャレな印象です。

そして、見た目のインパクトが強いのが左のモ600形。
なんか仰々しい連結器と縦長の顔が不細工ですが (^^;) つい見入ってしまいます。

車内は座席が取っ払われていて、おもちゃで遊べるスペースになっていました。

運転席部分にも入ることができます。
電車というより、なんか重機の運転席みたいな感じです。

なぜか、一番端に札幌市電のカットモデルが。
後で調べてみたら、この車両もモ870形という車両として、名鉄美濃町線で活躍していたのだとか。当時は名鉄の赤色だったみたいです。
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- 散策時間: 20分程度
- 入館料: 無料
列車が運行していた頃をしのぶことができる旧駅舎とホーム、貴重な車両が展示される旧名鉄美濃駅。
軌道を走っていたこともあり、普通の電車と違って、ちょっとかわった車両に出会えるのがまた良かったです。
美濃市駅から徒歩3分と近いので、長良川鉄道の列車待ちの時間つぶしの見学にオススメです!
旧名鉄美濃駅(美濃市観光協会)
★★★★☆
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