槵觸神社に立ち寄りました。
とても書けない難しい名前、「くしふる」 と読むそうです。
乱れた地上界を治めるために、天上界から遣わされた、
天照大神の孫 (天孫) ニニギノミコトが降り立ったのが、
この槵觸の峯とのこと、天孫降臨の地として伝わっています。
鳥居をくぐると、神秘的な雰囲気につつまれた境内。
階段に連なる、この杉の巨木を見上げれば、
この地にただならぬパワーがあるのは、明らかです。
本殿にほどこされている彫刻もとても見事。躍動感が感じられます。
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階段を降りて、相撲場の奥に伸びる道を森の中へ進みます。
この山中には、二つの神話にまつわるスポットがあります。
≪四皇子峰(しおうじがみね)≫
神武天皇と兄弟神誕生の地と伝えられています。
≪高天原(たかまがはら)遥拝所≫
天孫降臨後、神々が遥拝した場所といわれています。
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【所要時間】 45分程度 (神社、高天原遥拝所、四皇子峯を一巡)
参拝客はまばらですが、天孫降臨伝説の地にふさわしく、
荘厳な空気につつまれている神社です。
本殿の彫刻も見事でした。お見逃しなく。
天岩戸神社、高千穂神社とあわせて是非訪れたいところ。
神社参拝のあとは、高千穂碑をへて、
高天原遥拝所、四皇子峯へもあわせてどうぞ。
今回、見逃してしまったのですが、
周辺には天真名井(あまのまない) という、
神様が水種を移したとされるスポットも、徒歩圏にあります。
駐車場は、広くはありませんが鳥居前にあります。
槵觸神社
宮崎県高千穂町三田井713
★★★★★