今日は、茨城県の県西エリアの桜スポットをめぐっています。
ドライブのしめくくりは、桜川市の磯部桜川公園を訪れました。
こちらの公園には、ソメイヨシノや山桜など30種類1000本もの桜が植えられています。
いろんな種類が植わっているので、長く楽しめるのがポイント。
上がソメイヨシノでもうすぐ満開。
下は山桜であと一週間ぐらいで見頃になりそうです。
混みごみしておらず、ゆっくりと花見を楽しめる雰囲気も魅力です。
公園から数分歩いたところにある、磯部稲村神社です。
こじんまりとしていながら、凛とした雰囲気のある神社です。
ふと目をやると、「糸桜」 の案内板が。
行ってみることにしました。
境内脇の杉木立の中を抜けていきます。
南北朝時代、一帯にはかつて磯部氏という豪族の館があったそうで、土塁の跡が残っていました。
抜けると、糸桜の木々が満開を迎えていました。
名前の通り、ほっそりと糸のようにしだれた、品のある桜を楽しめます。
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私は知らなかったのですが、桜川の地は、「西の吉野 東の桜川」といわれるほどの、古くから桜の名勝地。
平安時代の歌人・紀貫之も、「つねよりも 春べになれば さくら川 波の花こそ まなくよすらめ」と詠んだのだとか。
歴史のある場所なんですね。
来週あたりは、山桜が見頃を迎えそうです。
近くの高峯や雨巻山、富谷山は、山桜が見事とのこと。
またの機会、訪れてみたいものです。
散策時間は1時間程度。
公園には40台程度の無料駐車場があります。
12時前に訪れましたが、若干空車がある程度でした。
福岡堰に比べて寒いのか、ソメイヨシノもこれから楽しめそうでした。
磯部桜川公園
★★★★★