藤城清治美術館を訪れました。
藤城清治氏は、91歳で現役の影絵作家です。
みんなのうたなどのNHK番組や、
雑誌「暮らしの手帖」で表紙や挿絵を飾るなど、
多くの方が、作品を目にしたことはあると思います。
作品は全て暗室に展示されていて、
実際の影絵の状態で鑑賞することができます。
驚かされるのが、影絵の奥行きや色の濃淡が、
光からの遠近や、幾重にもセロファンを貼り合わせたりと、
細密で多くの工夫で表現されていること。
影絵が、職人技の詰まった作品であることが感じられます。
また、先の東日本大震災において、実際に現地を訪れて、
つくられた作品も展示されていて、感動させられます。
美術館の敷地内には、
作品のちりばめられた教会もありました。
ファンタジーな世界が描かれたステンドグラス、
優しい雰囲気で包まれていて、これまた見事です。
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【所要時間】 約2時間
入館料1600円。栃木県民1300円です。
JAF割引はありませんでした。
お高めですが、納得のいく質の高い内容です。
たっぷりのモノクロ、カラー影絵の作品、
テーマも童話から聖書画、観光地、東日本大震災と
多岐にわたっていて、藤城氏の世界観が詰まっています。
ミニ影絵劇が楽しめるコーナーもありました。
場所が別荘地の一角にあるため、細道を入ります。
ちょっとわかりづらいので、地図で確認を。
駐車場は100台分あるようです。
また是非訪れたい美術館ですね。
お子様にもオススメです!是非どうぞ。
藤城清治美術館