熱海から小田原までの帰り道です。
今日は、いつも渋滞回避で利用している県道740号線沿いで、前から気になっていたお店に立ち寄ってみました。
麦踏というパン屋さんです。
かつて小田原合戦の際、豊臣秀吉が千利休に命じて設けた茶室のあった、天正庵跡という、歴史ある場所にあります。
こちらでは、県内の伊勢原市や平塚で栽培される「湘南小麦」をはじめ、「ゆめかおり」や「きんたろう小麦」など県産小麦や国産小麦をブレンドしたパンをつくっています。
店主の方自身も、小麦栽培をされているのだとか。
とてもこだわりを感じます。
並ぶパンはハード系が多く、素材を大事にしたものが多い印象です。
今回は、定番人気のバターロール(上と右・1個250円)と、きなこのおもち(下・280円)、ごままみれ(左・350円)などを購入しました。
これがどれも美味しいです。
見た目はハード系ですが、皮はさほど厚くはなく、中はふっくらもっちりしていて、小麦のうまみをしっかりと楽しむことができます。
中でも定番人気のバターロールは、割るとほんのり酒糀の香が感じられ、かみしめると小麦のうまみが口に広がります。絶品でした!
ボリュームある大きさで価格も手頃。また、中にいろいろ入っているものもいいですが、バターロールなど、素の味が楽しめるプレーンなものがオススメです!
バターロールだけまとめて買ってもいいかも。
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古民家を活用した店構えで、中に入ると、果物や手づくり小物などの商品が並ぶほか、イートインスペースもあって不思議な雰囲気。
パンの売り場自体は、奥の一室だけで対面販売、しかも売り場には数組ずつしか入れないので、中で並びます。
車の場合、お店の見逃しに注意。見通しも悪いので、急停車は危険です!
道路はカーブが連続する山道で、見逃すとUターンできる場所もあまりないです。
Googleマップのストリートビューであらかじめの確認がオススメです。
駐車場は、お店からちょっと離れた道路脇に6台程度あります。
麦焼処 麦踏
神奈川県小田原市江の浦307
★★★★☆