旧高畠駅舎 を見学したあとは、瓜割石庭公園を訪れました。
瓜割石庭公園は、かつて高畠石を採掘していた場所です。
「石切場の清水に瓜を冷やしたところ瓜が割れた」というエピソードから、瓜割という面白い名前がついたのだとか。
火山灰が堆積した凝灰岩からとれる高畠石は、黄金色で無数の小さな穴が空いているのが特徴。
地元では古くは古墳の石室にはじまり、民家の石塀などに使用されました。
先ほどみてきた旧高畠駅舎も、この高畠石で造られており、美しく重厚感ある意匠に仕上がっています。
一角には手掘りのトンネルがあり、奥へ行ってみます。
トンネルを抜けた先、奥の景色はまた圧巻です！
四方ぐるりと迫りくる石壁！高さはなんと30ｍもあるのだとか。
見上げてシャッターを切るのですが、石壁が高すぎて入らないっ！
石壁の迫力ある景色を楽しむことができます。
そのほか、野外音楽洞というステージもありました。
反響の良さから、コンサート会場に使われたりすることもあるようです。
高畠石の採掘は、1923（大正12）年から2010（平成22）年までの間おこなわれ、なんと！つるはしや玄のうを使った、職人による手掘りだったのだそうです。
ところどころで採掘の名残りを感じることができ、記念写真をとるのに見映えがしそうなスポットもたくさんありました。
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- 散策時間： 約20分
- 入園料： 無料
採掘場に看板を加えただけのような公園なので、地図が頼りです。
駐車場は、空き地のような場所に停める感じで、10台以上とめられそう。
高さ30ｍの黄金色の石壁が連なる景色は圧巻でした！
今日はあいにく曇天でしたが、青空が見えていれば、より映える写真をとることができそうです。
似たような石材で、栃木の大谷石もありますが、自然に含まれた色として、黄金がかっているのがまた独特ですね。
旧高畠駅舎とともに、立ち寄り程度のスポットですが、オススメです！
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瓜割石庭公園
★★★★☆
▼ 高畠石で建てられた「旧高畠駅舎」と一緒にどうぞ！
