開陽台まで来たので、
そのまま野付半島まで行ってみました。約1時間弱でした。
気軽に50キロ走ってしまうのが、北海道のこわいところです。
初めてみました、北方領土の国後島です。
意外に近いことに驚き!16kmしか離れていないんですね。
最果ての地まで来てしまった感じがします。
野付半島の先にある、ネイチャーセンターまで来ました。
周辺には広大な干潟が広がっており、野鳥の楽園になっています。
ラムサール条約に登録されているそうです。
原野を抜けて、トドワラを目指します。
ネイチャーセンターから、歩いて30分。平坦な遊歩道が続きます。
遊歩道脇に咲く、小さな花々が色をそえてくれます。
トドワラに着きました。
ここにはかつて江戸時代の中頃まで、
トドマツやエゾマツなどの原生林がありましたが、
半島の地盤沈下、海水の浸入で森は枯れてしまったのだとか。
立ち枯れた木々が、当時の姿を伝えています。
風化がだいぶすすんでいて、ただの湿地帯になりつつあります。
将来きっと消えてしまうのでしょうね。
トドワラの景色は、「今」 限定の景色です。
歩きますが、野付半島を訪れたら、一度散策してみてもいいかも。
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散策時間は、
ネイチャーセンターからトドワラまで往復して1時間少し。
歩くのが苦手な方は、
センターとトドワラの間を、花馬車も走っています。(片道15分・500円)
今日は曇っていましたが、
かえって荒涼とした景色を楽しむことができました。
ただ、だいぶ風化がすすんでしまっていて、
立ち枯れの木々が思ったよりも少なかったです。
気軽に味わうのであれば、
車でネイチャーセンターまでに来る途中に、ナラワラがあります。
こちらの方が、見ごたえがあります。
トドワラ (野付半島ネイチャーセンター)