今日はどこ行こう?

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【赤沢自然休養林・赤沢森林鉄道】 鉄道!森林浴!川遊び!大人も子供も楽しめる極上のオアシス。

お盆休み、鉄道を求めて長野・木曽の山奥までやってまいりました。

今回は、赤沢自然休養林の中を走っている、赤沢森林鉄道に乗りたいと思います。

 

赤沢自然休養林と赤沢森林鉄道とは?

 

赤沢自然休養林は、1970年に国内初の自然休養林として開園、木曽川支流の小川周辺に樹齢300年以上の木曽ヒノキが林立するエリアで、広さは約760haもあります。

標高も1080mと高い位置にあるので、夏の暑さもおだやかです。

8つもの散策コースが設けられており、中には車椅子でもまわれる「ふれあいの道」といった気軽に森林浴を楽しめるコースも整えられています。

その中を走る赤沢森林鉄道は、かつて木材運搬に利用されていた鉄道を保存する形で運行、ディーゼル車が牽引するトロッコ列車に乗って、往復2.2キロの乗車体験が楽しめます。

まずは森林鉄道記念館をのぞいて、赤沢森林鉄道に乗ってみる。

見ごたえのありそうな赤沢自然休養林。

まずは、お目当ての赤沢森林鉄道に乗ってみようと思います。

 

 

窓口でチケットを購入すると、切符はなんとヒノキの板になっています!

通常大人900円小人600円ですが、今回は、夏休みイベント期間中で大人1100円小人800円で200円増しになっていました。

切符購入時に整理券も渡され、時間指定された列車に乗車する仕組みになっています。

 

 

季節にもよりますが、今日は30分に1本ペースで運行しています。

列車は10分程前に行ってしまったので、すぐ脇にある記念館をのぞいてみます。

 

 

車庫内には当時使用されていたディーゼル車やモーターカーが展示されています。

 

 

昭和32年に今の上皇陛下が来られた際、乗車された貴賓車もありました。

片側には展望デッキがついています。

 

 

華やかな装飾などはなく、シンプルに白い椅子が置かれているだけですが、振動を少なく乗り心地がよい設計がされているそうです。

 

 

そして、切符にもデザインされていた、「主」のボールドウィン号です。

大正初期から森林鉄道で木材運搬に従事した、短い胴体と大きな煙突が可愛らしい蒸気機関車です。

もう100歳になったそうで、今は静態保存されています。

 

 

記念館の展示をみているうちに、列車が戻ってきました。

このあと機関車は、機敏よく機回しされ、先頭に付け替えられます。

いよいよ乗車です!

 

 

乗車したトロッコは5両で、座席は2列1列になっています。

11時の乗車でしたが、乗客は半分ぐらいでゆったりと乗ることが出来ました。

 

 

時速7㎞でのんびりと森の中を走っていきます。

 

 

乗りながら森林浴が楽しめる上、清らかな渓流沿いを走っていくので、さわやかな景色を楽しめるのも良いです。

 

 

また、御船代祭伐採跡という囲いがされた切り株も見受けられます。

これは、伊勢神宮式年遷宮の際に、ご神体を納める「御樋代」を更に納める具をつくるために切り出されたもののようです。

赤沢森林自然休養林からは、このほか「御樋代」につかわれる御神木も切り出されており、上質なヒノキの産地であることが伺えます。

 

 

10分ほどで丸山渡停車場に到着です。

ここで機関車をまた先頭に付け替えるので、5分ほど停車します。

赤沢森林鉄道は、森林鉄道記念館~丸山渡停車場を一往復楽しむアトラクションになるので、ここから乗車することができないので注意です。

ここで降りて歩いて帰るか、乗ってきた列車で戻るかになります。

 

 

とても気持ち良い森林浴が楽しめる、往復25分のプチ鉄道旅行でした。

大人も楽しめる?スリル満点な長さ45mのロングすべり台。

 

駅を降りて、山の方に目をやると、ひっそりとあったのが長いすべり台。

実はこれがなかなかのもので、なんと長さが45mもあります。

備え付けの布袋をお尻に敷いて滑るのですが、これがスリル満点!

子供と一緒に滑ったこともあって、飛び出ていきそうな加速感でした。

終点にはたっぷりウッドチップが敷いてあるので、もしお尻をついても安心?

オススメです!

線路と渓流に沿った「ふれあいの道」をちょっと散策してみる。

 

今度は、森林鉄道に乗って気になった渓流沿いを歩いてみます。

赤沢自然休養林の中には、8つの散策コースが設けられていますが、気軽に散策できるのがこの「ふれあいの道」です。

 

 

広い木道が整えられており、左には森林鉄道、右には渓流の景色を楽しみながら奥へすすんでいくことができます。

 

 

とにかく水がきれいで、川底まではっきりと透きとおっています。

 

 

また、川が岩盤を流れている箇所が多い上、浅いのであちらこちらで水遊びをしている光景が見受けられました。川へも階段があるなど、降りられるようになっています。

 

 

線路沿いなので、こんな感じで森林鉄道が走りすぎてゆく姿も楽しめました。

最後は渓流広場で、子供とガッツリ川遊び!

 

最後は、渓流広場で川遊びです!

赤沢森林交流センターなどメイン施設のある駐車場前の渓流は、川遊びが楽しめる場所になっています。

水深は、深いところで大人の膝から太もも程度で全体的に浅めなのですが、場所によってはくぼみがあったり、流れが強い場所もあるので、子供とは手をつないで楽しみました。

 

川の水は結構冷たいですが、今日のような夏日は本当に気持ちよかったです!

子供は全身で楽しめる水着で、大人は濡れても良い半パン程度で丁度いい感じです。

ただ、足元は結構石がゴロついているので、マリンシューズは必須です。

着替えは、中で二組程度が着替えられる男女別の簡単なテントも用意されていますが、駐車場が目の前にあるので、近くに停められれば、車で着替えるのも手ですね。

 

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  • 滞在時間: 約3時間
  • 入園料: 無料
  • 森林鉄道: 大人900円(イベント期間中大人1100円)

 

駐車場は600円かかります。

お盆休みの週末11時前に訪れましたが、メイン駐車場はすでに満車でやや奥の駐車場にまわされました。川遊びで便利なメイン駐車場を狙うのなら、営業開始9時を目指して訪れた方が無難です。

駐車場自体のキャパは220台もあるようなので、紅葉シーズンでなければ満車の心配は問題ないと思いますが、混んでいるとどんどん奥にまわされそうな印象です。

 

また、アクセスする道が細めです。約13キロ、1台~1.5台幅の道路が続きます。

急カーブや待避が必要な場合もあるので、見通しが悪い山間部はヘッドライトをつけながら安全な速度で行った方が良いと思います。

たどりつくと、こんな山奥なのに意外と人がいるんだと、正直驚きます・・・。

 

森林鉄道と森林浴、きれいな渓流での川遊びも楽しめる、夏の日も涼しく過ごせる素晴らしいスポットです。子供にも本物を体験させる場所として超オススメ!

木曽ヒノキの林立する散策コースも、60分前後のものが中心にいろいろ整っているので、森林鉄道とともに是非楽しんでみては。

 

赤沢森林鉄道・赤沢自然休養林

長野県木曽郡上松町小川 小川入国有林

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