JR九州の豪華観光列車「36ぷらす3」に乗車しています。
今回は、「緑の路」と呼ばれる土曜日コースで、宮崎空港から大分へ向かいます。
ここでは、個室ランチプランの食事の様子をご紹介します。
宮崎の食材が詰まった、秀逸な季節料理「かわの」の料理弁当。
乗車して宮崎駅を出発すると、間もなく食事が運ばれてきます。
ファーストドリンクは、日本酒、ロゼワイン、柑橘ジュース、お茶の四種類から選べます。
食事は、宮崎市の季節料理「かわの」のお弁当です。
料理長の松浦氏は、京都の瓢亭で修行されていたそうで、彩り豊かな日本料理のお弁当をいただくことができます。
上段は、肴や煮物の段です。
≪左上≫ 黒瀬ぶり幽庵焼き 蓮根辛子和え
≪左下≫ 宮崎県産鰻と胡瓜の酢物 釜揚げちりめんおろし ごぼう山椒煮
≪右上≫ 宮崎野菜の煮物 天使の車海老酒塩煮 長芋切梅干
≪右下≫ 宮崎若鶏味噌漬け 焼き椎茸もろみ添え
こちらは、しまうら真鯛のお吸い物。
入っている身も厚く、ふっくらと美味しい一品でした。
下段は、主菜と食事、水物の段です。
≪食事≫ しまうら真鯛のちらし寿司
≪主菜≫ 尾崎牛薄焼 キャベツ塩ゆで
≪水物≫ 大束さつま芋きんとん ピオーネ シャインマスカット
宮崎の食材がふんだんに使われている上、一口の料理にも味付けにいろんな変化がつけられていて、手が込んでいます。
また一品一品、食材をしっかりと楽しめる、適当な大きさや量なのも良いです。
秀逸なお弁当で、しまうら真鯛のちらし寿司やお吸い物、ぶりの幽庵焼き、美味しかったです!
グリーン座席のランチプランでは、ナポリの家庭料理を楽しめる。
5~6号車のグリーン座席の食事は、個室と内容が異なります。
宮崎市のイタリアン「パッパカルボーネ」より、ナポリの家庭料理を詰め込んだ料理がいただけるようです。洋食が楽しめて、こちらも美味しそうです。
座席で食べられるのですが、4号車のマルチカーに移動して食事をしている方もいらっしゃいました。
マルチカーは、二人掛けのカウンターやテーブルがあり、距離も適度に離れています。
多くの方は座席や個室で過ごしていて、車内体験などイベントがなければ人もいないので、こちらで食事するのも良さそうです。
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水戸岡氏が手掛ける観光列車は、豪華で品のある内装デザインも素晴らしいのですが、
提供される食事にもこだわっていて、どれも秀逸なのも特徴です。
「36ぷらす3」での食事も素晴らしかったです。御馳走様でした。
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