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【いすみポッポの丘】 もはや千葉の鉄道博物館?20両以上の豊富な鉄道車両とふれあえる!

 

今日は三連休の中日。

ちょっと足をのばして、千葉県いすみ市にあるポッポの丘を訪れました。

 

 

ポッポの丘は、田園地帯の高台にある、鉄道車両を保存しているスポットです。

 

 

養鶏を営んでいた会社が、2010年、地元を走るいすみ鉄道の車両を購入したことをきっかけに、車両台数が増えて、今は28両もの所有をしているのだとか。

 

 

展示車両は豊富で、ブルートレインや機関車、ケーブルカーにモノレールと多岐に渡っているのも面白いところ。

また、多くの車両の中に入ることもできます。

 

 

千葉県内で活躍していた車両が展示されているのも特徴です。

地元のいすみ鉄道をはじめ、銚子電鉄千葉都市モノレールのほか、久留里線房総特急といったJR車両も展示されています。

 

 

これは、千葉都市モノレール1000系車両の車輪部分。

千葉都市モノレールは懸垂式で、上にレールがあります。

こんな大きなタイヤで支えて走っているんですね。

 

 

面白いものだと、ケーブルカーの車両も。

神奈川県伊勢原市大山ケーブルカーで活躍していた「たんざわ号」です。

なんと!ヘリコプターで輸送された行程もあったそうです。

 

 

興味深いのが、これらの車両が運び出されてきた様子の写真も展示されています。

車両をこの高台まで持ってくるのも大仕事ですね。

ちなみに展示されている、いすみ鉄道の車両は、たった9㎞運ぶだけで200万円もかかっったのだとか。

 

 

また、新しくレールが敷かれていました。

今度は、青森から583系寝台特急の食堂車「サシ581」がやって来るようです。

移設費用など1500万円をクラウドファウンディングで募ったところ、2000万円を超える資金が集まったそう。

 

▼ 東京新聞の記事より

www.tokyo-np.co.jp

 

また、展示されたら訪れてみたいと思います。

 

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  • 滞在時間: 約1時間
  • 入園料: 車1台1000円 *徒歩などの場合 中学生以上一人500円

 

28両もの鉄道車両が保存されており、私設のコレクションとしては、なかなかボリュームのある展示内容です。千葉の鉄道博物館といった感じです。

車両の傷みや車内の手が行き届いていないちょっと残念なところもありますが、車内や運転席に気軽に入ることもでき、身近にふれあうことができるのがポイント。

入園料もかなり良心的で、子供にたっぷり鉄道車両をみせてあげるのにオススメ!

塗装など維持管理だけでも大分お金がかかるようで、機会があれば、私もクラウドファウンディングなどで協力したいと思います。

頑張って欲しいです!

 

いすみ鉄道の乗車を組み合わせて、鉄道三昧の観光コースはいかがでしょうか?

 

いすみポッポの丘

千葉県いすみ市作田1298

★★★★☆

 

 

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