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【横浜市電保存館】 横浜市内の足だった貴重な6両の市電車両とふれあえる展示

今日は梅雨の合間の晴天。

暑くなってきたので、屋内で子供と電車を楽しめる施設として、横浜市磯子区にある横浜市電保存館を訪れました。

 

 

1904年から1972年までの約70年間、横浜市内は路面電車が走っていました。

館内には、停留所が再現されており、当時走っていた6両の市電が保存されています。

 

 

年代やサイズ、色とりどりでなかなか見ごたえのある展示です。

楽しいのが、全ての車両に乗って、座って、触れることができます。

 

 

どの車両も、運転席まで入ることもできて、記念写真をとることもできます!

 

 

また、ちょうど来月の七夕に向けて、一部の車両には地元の保育園・幼稚園児による、七夕飾りが取り付けられていました。

 

 

木目調の車内とやさしい照明に、華やかにつけられた七夕飾りがいい感じです。

 

 

各車両には、行先案内板もついていて、知っている地名が出てくると、当時こんなルートを走っていたのかと感慨深いです。

例えば今日はここまで首都高で来たのですが、この路線は首都高沿い、横浜駅前から三渓園まで走っていたりしたのですね。

 

 

また、当時の広告看板もそのまま取り付けられていて面白いです。

 

 

こんな電飾で飾られた車両もありました。花電車と言うそうです。

元は貨車用に運行されていた車両に、飾りつけがされているのだとか。

 

 

横浜市電保存館は、入口からは想像できないほどとても奥行があります。

展示車両の奥へすすむと、横浜開港から現代までの、市営交通の歴史展示が続きます。

 

 

吉村コレクションという、個人の方が寄贈した、Oゲージの車両展示もありました。

今、改装中ですが、横浜の街並みを再現したOゲージのジオラマもあるそうで、7月にリニューアルオープンするそうです。また来てみたいですね。

 

 

100円入れると運転ができる、Nゲージジオラマもありました。

 

 

横浜市電シミュレーターもあり、子供が喜んで何度もやっていました。

レバーとボタンだけのシンプルな操作ですが、映像は古めな印象に加工され、走行感を楽しめる、工夫のされたシミュレーターです。

 

 

車両展示室の一角には、本物のハンドルで運転する大画面のシミュレーターもあり、こちらもオススメです。

 

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  • 滞在時間: 約1時間
  • 入館料: 大人300円 こども(3歳~中学生)100円

 

11時前に車で行きました。

横浜市交通局の滝頭車庫があり、その隣、市営団地の一階が保存館になっているという変わった造りの建物です。

駐車場は、建物前に16台分あります。週末でしたが余裕で入れました。無料です。

地元の方に親しまれているようで、県外車はウチぐらいでした。

 

6両の歴史ある市電の車両が、きれいな状態で保存されている上、シートや運転席に座ることもできて、貴重なのに触れ合えるという展示が素晴らしいです。

また、鉄道模型のレイアウトや、シミュレーターといった子供も喜ぶポイントをしっかりとおさえた充実した展示内容ながら、入館料も安いです。

空いているし、座る場所も多いので、のんびりできるのも良いです。また、屋内施設なので、暑い夏の日や雨天時の観光スポットとしてもオススメです!

Oゲージの鉄道模型ジオラマが改装中でしたので、次回また是非訪れたいと思います。

 

横浜市電保存館

神奈川県横浜市滝頭3-1-53

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