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【地下鉄博物館】 地下鉄車両からシールドマシンカッターまで!コンパクトに楽しめる博物館。

今年の「鉄道はじめ」は、子供を連れて、都内江戸川区の葛西にある、地下鉄博物館を訪れました。

 

 

東京メトロ東西線葛西駅のガード下にある、地下鉄の博物館です。

二両の展示車両があり、手前が丸ノ内線301号車と、奥が地下鉄車両1001号車。

 

 

日本の地下鉄の歴史は、1927年に浅草~上野間2.2㎞の開通から始まりました。

その時に使われたのが、この地下鉄車両1001号車・銀座線の車両です。

 

 

燃えにくい素材ということで、全鋼製になっているほか、当時には珍しい自動扉や自動列車停止装置もついていたのだそうです。

当時最新鋭だった貴重な車両で、近年、国の重要文化財にも指定されています。

 

 

お隣の丸ノ内線は、昭和世代には懐かしい車両です。

こちらは中に入って、座ったりすることができます。

 

 

地下鉄の博物館ということで、ちょっと変わっているのが、土木関連の展示の推しもなかなか強めなところ。

これは、シールドマシンカッターディスクという、実際にトンネルを掘りすすめる際につかわれる機械の刃です。こんなのがグルグル回転しながら、掘っていくのですね。

 

 

実際のトンネルまで展示されています。

コンクリートブロックで覆われたトンネル、中にはレールと架線、信号機までついており、本物のサイズ感を体験することができます。

 

 

そばには、保線作業で使われる軌道モーターカーもありました。

この一角はなんか工事現場みたいです。

 

 

そのほか、子供も好きなジオラマ展示もあちらこちらに取り入れられています。

御茶の水駅近く、丸ノ内線神田川を渡るJRとの交差スポットも再現。

 

 

また、現在コロナ禍で、平日のみの運転ですが、ジオラマもあります。

地下鉄なので情景は上だけで、あとは線路の交差だけというのがマニアックです。

 

 

このほか、電車の仕組みを体験できる展示も随所にあるほか、電車運転シミュレーターも四種類ほどあり、充実しています。

 

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  • 滞在時間: 約1時間
  • 入館料: 大人220円 こども(満4歳~中学生)100円

 

11時前に車で行きました。

やや離れたガード下に15台程度の専用駐車場があり、無料で利用できます。

駐車場で仮の駐車券を受け取り、入館時に受付で本券と引き換える仕組みです。

電車であれば、東京メトロ東西線葛西駅からはすぐです。

 

地下鉄に関する博物館、規模は大きくはありませんが、展示内容は充実しています。

入館料が安い!

本物の電車、ジオラマや体験できる展示もいろいろあるので、子鉄にもオススメ!

屋内施設なので、冬や夏、悪天候時に訪れるのにも良いですね。

 

地下鉄博物館

東京都江戸川区東葛西6-3-1

★★★★☆