今回は、京都へ車で来たので、
普段、バスでは行きづらいスポットに足を伸ばしてみました。
鞍馬・貴船のあとは三千院へ。
三千院の歴史は、
天台宗の祖・最澄が8世紀に開いた比叡山の円融房が始まりで、
移転をくり返し、現在の場所に明治8年に移ってきました。
三千院のオススメポイントは、
苔と池泉の見事な庭をすることができます。
最初、客殿に入って鑑賞できるのが聚碧園です。
庭は客殿を囲むようにL字型に続き、真ん中に池が配されていてます。
池のまわりには、さまざまな低木、灯篭が配されていて、
とても見ごたえがあります。
澄んだ池の水がとても涼しげ。
縁台にすわってゆっくりと鑑賞することができます。
かわって、こちらは寝殿前に広がる有清園です。
鮮やかな緑色の苔のじゅうたんが一面に広がり見事。
かつてJR東海のポスターにもなりました。
また、往生極楽院は三千院が移転してくる前からここにあり、
平安時代に建立されたものだとか。国の重要文化財になっています。
中には国宝の阿弥陀三尊坐像が安置されています。
苔から顔をのぞかせる、わらべ地蔵がほのぼのとさせます。
さらにすすむと紫陽花苑があります。
もう見頃が過ぎていましたが、アジサイを楽しむこともできました。
清らかな小川も流れていて、水と緑がとても豊かなお寺でした。
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拝観料700円。拝観時間は1時間半程度。
見ごたえのあるお寺でした。
客殿には近代画家の竹内栖鳳の障壁画、
船底天井にかつて極楽が描かれた重文の往生極楽院、
国宝の阿弥陀三尊坐像と見どころがある上、
池泉の聚碧園と苔の有清園、
二つの趣の異なる見事な庭園を楽しむことができます。
また、初夏はアジサイも楽しめます。
駐車場は民間駐車場だけで、三千院が目前の大原念佛寺の駐車場がもっとも近いですが (400円)、全線すれ違い困難な道なので覚悟が必要。
国道357線沿いの駐車場+徒歩が無難そう。
バスだと京都市街から約1時間かかりますが、
足を伸ばす価値は十分あります!
時間があれば是非どうぞ。
三千院