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【子供とめぐる夏の白川郷】渋滞回避するなら朝9時までに到着を!白川郷は朝イチが吉。

今日は、10年ぶりに白川郷を訪れます。

昨日、高山に泊まったのですが、日本人に加え、外国人観光客の多さ、混みっぷりにびっくりしたので、今回は白川郷へ朝イチで入る作戦をとることにします。

 

 

正確には白川郷とは、岐阜県内の庄川流域の呼称で近年は白川村をさすのだそう。

合掌造りのあの有名な景色が広がる集落は、荻町地区と呼ばれるところになります。

大小100戸もの茅葺き合掌造りの民家が立ち並ぶ集落で、18~19世紀にたてられたこの貴重な建物群で、現在も多くの方が暮らしています。

富山の五箇山とあわせて、世界遺産に登録されています。

白川郷の駐車場渋滞回避するなら、朝9時までに到着する。

 

荻町地区の駐車場は、せせらぎ公園駐車場(200台・赤)のほか、臨時駐車場としてみだしま公園駐車場(120台・緑)、寺尾脇駐車場(600台・青)の計3か所があります。いずれも駐車料金は1000円です。営業時間は8時から17時です。

≫ 白川郷の駐車場のご案内(白川村)

 

せせらぎ公園駐車場が最寄りで、橋で川を渡ればすぐに集落に入れるのでオススメ。

最大のポイントは、周辺の渋滞はハマると逃げ道がないので、駐車場へは朝9時まで、遅くとも10時までに到着を目標に設定すること。

駐車場は8時から開くので、早く着くのに越したことはありません。

今回は8時半に到着し、最寄りのせせらぎ公園駐車場に余裕で入れることが出来ましたが、みるみる埋まっていきました。

私はこれまで白川郷を3回訪れていますが、10年前、到着時間が11時過ぎだった時は、やや離れたみだしま駐車場の利用になった上、行き帰りともに少し渋滞にもハマったのを覚えています。

現在は、コロナ明けで観光客が増えていることもあり、より前倒しで動く必要がある印象でした。

白川郷ICから駐車場までの道はほぼ一本道となり、渋滞がはじまるとハマるしかありません。時間ロスを防ぐためにも、白川郷のスケジューリングは朝イチが鉄則。

もし、白川郷IC周辺から渋滞がはじまってしまっていたら、白川郷ICに最も近く、脇道にそれる寺尾脇駐車場を狙い、シャトルバスで往復した方がスムーズかも知れません。

子供とめぐる白川郷は、メインストリートの混雑を避けて外周をのんびり散策。

 

せせらぎ公園駐車場からは、庄川にかかる、であい橋を渡って、そのまま集落に入っていくことができます。

 

 

今回、小さな子連れということもあり、混雑するメインストリートは避け、集落外周の脇道をのんびり散策していこうと思います。

 

 

明善寺は、鐘楼門や本堂、庫裏は合掌造りになっているのが特徴的です。

 

 

散策していると、大小いろんな合掌造りの建物に出会うことができます。

 

 

唐臼場。ヒエやアワ、お米などを臼で精製した小屋です。

白川郷では、作業小屋など小さな建物もちゃんと合掌造りになっているのが面白いですね。

 

 

また、白川郷は水がとても豊かです。

用水路や池が点在しており、子供は時々立ちどまって、喜んで眺めていました。

この用水路は、生け簀になっていました!

 

 

傍らに小川の流れるこんな木道の小径もあり、楽しく散策できます。

散策の締めくくりに、高台の荻町城山展望台にのぼる。

 

ぐるっとまわりながら、最後は高台にある、荻町城山展望台を目指します。

集落の端から展望台までは徒歩10分ほど。

 

 

展望台へむかう道は、こんな感じで山影になっているので、夏の日差しを避けながらのぼっていくことができます。

 

 

展望台に到着しました。

 

 

大小の合掌造りの家屋と田園風景、白川郷を訪れたら必見の展望スポットです!

 

 

メインストリートは、観光の車は侵入できず、歩行者天国状態になっています。

まだ10時過ぎなので、人出は少ない方。これから混雑してきそうです。

 

 

展望台は、荻町城という16世紀の山城跡にあります。

白川郷全体をおさめていた内島氏の家臣、山下氏が北の防衛拠点としてまもっていたそうです。宗主の内島氏には、のちの天正13(1585)年の大地震で、本拠地の帰雲城と城下町が山崩れで一瞬でのみこまれ、埋没滅亡するという悲劇が起こります。

 

 

展望スポットの荻町城跡展望台については、車で行くこともでき、無料駐車場もあります。ただ、あくまで展望台用なので、ここに車をとめて白川郷散策へ行くのはマナー違反です。永続的に無料で利用できるように維持するためにもルールを守りましょう。

道は迂回してのぼる必要がある上、人気で満車になっている場合もあるので、結局散策がてら行ってしまう方が良いかも。

 

 

駐車場へ戻り、次は 五箇山・菅沼集落 へ足を伸ばしてみようと思います。

10時過ぎ、白川郷を後にしましたが、駐車場に入る車で、トンネル手前まで渋滞が伸び始めていました。お盆休みなので、早く混み始めている印象です。

やっぱり、白川郷のスケジューリングは朝イチに限りますね。

 

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  • 散策時間:約2時間 (村内散策~荻町展望台往復して)

 

何度訪れても素晴らしい観光地です。オススメです!

今回は子連れだったので、人混みを避けて、白川郷の外周をぐるっと散策しました。

合掌造りの内部見学もせず、集落を散策して展望台まで往復しただけですが、満足度の高い散策を楽しむことができます。

茅葺の合掌造りは美しく重厚感があり、水も豊かで山々や田園との調和が見事な風景の中、散策を楽しめます。

 

白川郷、元々人気観光地ですが、コロナ明けで日本人、外国人観光客ともに増えており、以前より更に混みやすくなっている印象でした。

駐車場渋滞や混雑を避けるのであれば、朝9時までの到着がオススメです!

 

▼ 2013年9月、初秋の白川郷の様子もあわせてどうぞ。

 

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白川郷

岐阜県大野郡白川村荻町

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