午後は、今日の宿のある、層雲峡へ向かいます。
その途中、北見ハッカ記念館に立ち寄りました。
北見と言えばハッカ、道内空港のお土産店でよく見かけます。
だけど訪れて驚いたのが、
現在はわずか60a程度でしか作付けされていないとのこと。
昭和13年頃には、21000ha、世界で70%ものシェアがありましたが、
海外からの輸入ハッカ、合成ハッカで衰退してしまったそうです。
記念館前には、開発最後の品種・ほくとが植わっていました。
ジャパニーズミント、和種ハッカと呼ばれる系統で、
巷ではなかなかお目にかかれません。
入ると職員さんがハッカについて、
ていねいでわかりやすい説明をしてくれます。
より関心をもって、館内をまわることができました。
記念館の隣には、薄荷蒸留館があります。
かつて使われていた蒸留器の展示などがありました。
中でも興味深いのが、ハッカ油蒸留の実演をみることができます。
こちらでも、蒸留器の仕組みなど、ていねいに説明してくれます。
うっすらと分離している上の層が、ハッカ油です。
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【所要時間】 1時間程度
入館料は無料。
一見、とても地味なスポットで、訪れる人が少ないのが残念。
職員さんのていねいでわかりやすい説明が受けられて、
蒸留器の実演をみるなど、「本物」 に出会うことができる施設。
アロマオイルや植物に関心のある方は、必見です。
とてもオススメです!
旭川~層雲峡~女満別ルートの途中、
立ち寄りスポットに是非どうぞ。
北見ハッカ記念館