天授庵を訪れました。
南禅寺の開山塔として1336年に創建されました。
見どころは、境内にある趣向の違う、二つの庭園です。
ひとつは、本堂前庭の枯山水庭園です。
江戸時代の茶人・小堀遠州の発案とされています。
白砂に苔、奥にはモミジの木々が広がります。
白と緑のコントラストがとても美しい、整った庭園です。
秋には、見事な紅葉が期待できそうです。
門をくぐって、さらに奥へすすんでみます。
かわって書院前に広がる南庭です。
こちらは古く、南北朝時代の頃、形ができていたそうです。
大きな池が広がり、もみじの木々に囲まれています。
散策しごたえのある庭園でした。
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【所要時間】 40分程度
拝観料は400円。
境内は奥行きがあり、散策のしごたえある庭園でした。
とくに踏み石がモダンな印象をあたえる枯山水庭園は、
秋、見事な紅葉が楽しめそうです。
天授庵