京都御所は、1331年から1869年までの間、天皇のお住まいがあった場所です。
現在の建物は、江戸末期に建てられたものだそうです。
烏丸通り寄り、西側にある清所門から入ります。
カバンを開けての荷物検査がおこなわれてから、入園します。
こちらは御車寄席です。
昇殿を許された者が、正式に昇殿する際の玄関になります。
こちらは諸大夫の間です。参内した際の控えの間になっていて、「虎の間」「鶴の間」「桜の間」 と、格の高い順に部屋が並んでいます。
部屋はガラス張りになっていて、中をのぞくことができます。
新御車寄席です。1915年、大正天皇の即位礼の際につくられたもので、大正天皇以降、天皇皇后両陛下の玄関となっています。
紫宸殿です。即位式など重要儀式を行う、最も格の高い正殿です。
西には「右近の橘」 、東には「左近の桜」 が植えられています。
高床式宮殿建築とよばれ、その見事な桧皮葺の屋根は、御所の外からものぞむことができます。
こちらは清涼殿です。
平安時代の天皇のご生活の場所であった時の姿が復元されています。
中央には、天皇が昼間過ごされた御帳台が置かれています。
両脇に獅子がすえられ、とても高貴な立場であったことが伺えます。
奥には庭園もありました。
中でも、御内庭とよばれる庭は、小川に石橋や木橋が架けられ、松の枝ぶりや石組み、緑の配置がとても見事でした。
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【所要時間】 約50分程度
【入園料】 無料
無料で予約も不要で入れます!
訪れたきっかけは、海外の方に御所の入口はどこかと聞かれたこと。
春秋限定の予約参観のイメージしかなかったのですが、調べてみたら、2016年夏から通年の一般公開に変更になっていたんです!
知りませんでした・・・。
外観のみの見学ですが、かつての天皇のお住まいが見られるのは貴重です。
京都を訪れたら行くべき、新定番スポットです!是非どうぞ。
参観日は、公式サイトでご確認を。
基本月曜日や行事日などをのぞき通年参観が可能。週末も行けるのでオススメ!
京都御所(宮内庁)
★★★★★
▼ 京都御苑にある京都迎賓館も一見の価値あり!オススメです。