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【称名滝】圧巻の落差350m!日本一の大瀑布は歩きやすさも日本一?

このお盆休みは富山を訪れています。

今回は、長年の悲願だった、落差日本一の滝・称名滝を訪れました。

 

 

学生時代、落差の高い滝で目にしたものは、和歌山県那智の滝(落差133m)が最高でしたが、称名滝の存在を知った時は衝撃的でした。その落差なんと350mです!

いつか訪れてみたいと思っていた場所へ、ウン十年たってようやくの訪問です。

 

 

北陸道立山ICをおりて、称名滝を目指しました。

称名滝近くまでの道のりは、路線バスが通るほど十分な道幅もある上、峠道のようなカーブもほぼなく、とてもスムーズ。

駐車場もP1~P4まで250台近くのキャパがあり、紅葉シーズンといったピークでなければ、比較的とめられる印象でした。

駐車場から称名滝までは、約30分、歩く必要があります。

 

 

ですが素晴らしいのが、この称名川沿いに整備された、称名滝探勝路。

道幅も広い上、なんとアスファルト舗装!

称名滝までは緩やかな上り坂は続きますが、かなり歩きやすいです。

 

 

対岸には、悪城の壁と呼ばれる、高さ500mもの断崖が続きます。

 

 

探勝路が突き当たり、壁が見渡せる場所に来ると、滝まであと半分ぐらい。

 

 

称名滝は大きいはずなのに、意外にも、なかなか姿を見せません・・・。

 

 

ようやく終点の称名橋と、右手に滝見台園地が見えてきました。

探勝路の道幅も狭くなりますが、整備はされているので、車椅子の方でも橋までは、十分滝を観に行けるかと思います。

 

 

ついに称名滝に到着しました。駐車場から約30分近くかかりました。

まずはこちらが、称名橋から見た滝の様子。

第一印象は、とんでもなく大きい!橋からでは、上の方は見えない感じです。

 

 

全体だと大きさが伝わりにくいので、下段だけ拡大して写真を撮ってみました。

まわりの岩の大きさで、そのサイズ感、伝わるでしょうか?

一番下の帯のように広がっているこの部分だけで、なんと落差が126mもあります!

ここだけで、和歌山県那智の滝(落差133m)に軽く匹敵する高さ。

滝壷もなんと直径60m、深さ6mと桁違いの大きさなのだとか。残念ながら、近くまで行くことはできません。行けたとしても怖すぎるけど。

 

 

橋を渡って、対岸の滝見園地までのぼってきました。

こちらは残念ながらバリアフリーではありませんが、段々で広く展望台が設けられており、滝全体を見渡すことができます。

 

 

称名滝は、四段の滝です。

1段目が70m、2段目58m、3段目96m、4段目126mで合計350m!

 

 

本当にスケールが大きいですね。豊富な水が、山を割いて落ちてくる印象です。

 

 

実際、ここまで歩いてきた探勝路の悪城の壁は、この称名滝が長年削り続け、後退してきた際にできた景色なのだとか。10万年前は、15㎞も手前にあったそうです。

毎年10㎝ずつ削られているらしい?ので、そのうち、滝見園地からどんどん離れて行ってしまうということですね (^^;)

 

 

ちなみに、春の雪解けの時期限定で、実は右にも巨大な滝が出現するらしいです。

右の木々が途切れて、滝の跡のようになっている部分、わかりますでしょうか?

ハンノキ滝といって、落差は500mにもなるのだそうです。

また、足を運ばなければならなさそうです・・・。

 

 

いつまでも見ていられる、本当に見事な滝でした!

 

・・・・・・・・・・

 

【滞在時間】 約1時間20分

 

8月のお盆休み、14時前に車で訪れました。

駐車場は混んでいたものの、今日は雨が降ったりやんだりの天候だったので、すぐに止めることが出来ました。天気が良かったりすると満車になるかも知れません。

人気の観光地です!

 

称名滝までは、駐車場から徒歩30分近くかかります。

ただ、終点の橋までアスファルトで整備されており、歩きやすさも日本一?です。

サンダルやベビーカー!で行く観光客も見かけられました。

一応、山なので、歩きやすい足回りをオススメします。

行きは緩やかな上り坂ですが、帰りはひたすら下りになるので、往復で50分程度かと思います。

 

称名滝は、本当に素晴らしい滝でした!死ぬまでに一度行っておいた方がいいです!

途中、探勝路沿いの悪城の壁も見事、スケールの大きい景色の中を散策することができます。あいにく上の方は、雲がかかってしまっていましたが、それでも見事でした。

次回は春先、天気の良い時期に、幻のハンノキ滝とあわせてリベンジですね。

是非どうぞ。

称名滝

富山県中新川郡立山町芦峅寺

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