八坂神社から円山公園を抜け、知恩院に出ました。
知恩院は、浄土宗の開祖・法然上人が、
この地の禅房に住んでいたのが起源のお寺です。
その後、浄土宗だった徳川家康が寺社を拡大、造営しました。
圧倒される巨大な三門、知恩院の入り口です。
高さ24M、間口50Mあり、木造建築の楼門としては日本最大です。
国宝になっています。
本堂である国宝の御影堂は、残念ながら修理中でした。
平成31年までかかるそうです。
境内を散策してみると、こんな趣のある風景も楽しめます。
海外からの観光客にも大人気です。
知恩院には、三門の他にもうひとつ巨大なものがあります。
それは、高さ3.3M、直径2.8M、重さ約70トンもの大鐘。
1636年 (江戸時代) につくられ、戦時中の回収も逃れられました。
除夜の鐘では、なんと17人で撞き、冬の風物詩になっているそう。
また阿弥陀堂では、
3M近い高さのある、立派な阿弥陀如来像を拝むこともできました。
知恩院の七不思議 というものがあり、その一部をみることもできます。
この渡り廊下は鶯張りで、歩くとキュッキュと音がします。
元祖大師御尊像がまつられる集会堂まで、内覧もできます。
千畳敷とも呼ばれる畳敷きには、椅子も用意されていて、
ご尊像を拝みながら、静かに心落ち着かせることもできますよ。
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【所要時間】 約1時間
拝観料がかかるのが当たり前の京都のお寺で、
知恩院では、見事な建築物や仏像を拝めながら、無料です。
友禅苑、方丈庭園が有料エリアになります。
東山散策の際は是非どうぞ。オススメです!
知恩院