出張帰りに、前から気になっていた、東北新幹線のグランクラスに初めて乗ってみました。
もちろん自腹です!
グリーンが普通席に感じる、軽食&ドリンク付きの極上空間。
グランクラスは北海道・東北新幹線、北陸新幹線でもうけられている、
グリーンよりも上のクラスの座席です。
利用してみると、グリーン車は比べ物にならないです。はるか上!
ゆったりと厚みのあるシートは、まるでマッサージチェア。
後ろを気にせず45度まで倒すことができ、新幹線の中であることを忘れるほど
くつろぐことができます。これはかなりいいです。
サービスとしては、軽食が一食ついてきます。
内容は、和食(和弁当)か洋食(サンドイッチ)を選ぶことができます。
今回、和弁当を選びました。
軽食という名の通り、ボリュームという点では物足りないですが、
沿線の食材を織りまぜた内容で、一品一品が上品でした。美味しかったです。
ドリンクは、ビール、日本酒、ワインなどお酒類、
コーヒーやジュースなどソフトドリンクがすべて飲み放題になっています。
お酒はスパークリング、青森県産りんごのシードルをいただきました。
食後には、パウンドケーキと一緒にハーブティを選びました。
ゆずの風味を加えたルイボスティーでした。これまたオシャレです。
ゆっくりくつろいだ後は、最後にコーヒーをいただいて下車しました。
実は300㎞以上700㎞未満は同じ料金!乗車区間や時間が短いと割高か?
今回、新青森から大宮まで利用しました。
料金の差は、指定席が6470円に対し、グランクラス15200円。
その差は8730円でした。乗車時間は約3時間。683.4㎞。
一方、仙台から大宮だと、料金の差は、指定席が5050円に対し、グランクラス13780円。
その差は同じ8730円で、乗車時間は約1時間です。321.5㎞。
その理由は、JR東日本のグリーン・グランクラス料金の設定にあり、300㎞以上700㎞未満は同じ料金なんです!
新青森~大宮 (683.4㎞) のほか、七戸十和田~東京 (668㎞)が、コスパの高い区間になりそうです。
ただし長距離だからといって、新函館北斗などJR北海道管内から乗ると、別料金で割高になるので、これも要注意です。
グランクラスのオトクな使い方は、青森出発で東京への夕方利用。
私の考えるオトクな使い方は、新青森~大宮間で、夕方、東京方面(のぼり)列車での利用です。
できれば、最初の混雑が少ない新青森始発の列車を選びます。
私は東北新幹線、特に「はやぶさ」を仕事でよく使うのですが、金曜夕方の東京方面の指定席はいつも混んでいて悲惨な状況です。
乗車直前で選ぶと3列シートの真ん中か、満席の場合もあるのが現状です。
さらにスーツケースを持っていると、置く場所を確保するのにも一苦労。
こんな時、空間にゆとりあるグランクラスを利用すれば、よりオトクですね。
今回、16時38分、新青森始発の 「はやぶさ32号」 を利用しました。
新青森から盛岡は数人の乗車だったのでサービス面もゆとりがありましたが、盛岡で席が埋まりはじめ、仙台ではほぼ満席でした!
アテンダントさんも最後は忙しそうなので、
新青森~仙台までに食事やドリンクのサービス受けておきたいところ。
料金の割引は、モバイルSuica利用以外の有効な方法はなさそうです。
ただ年会費もかかるので、私はあまり意味ないかな。
むしろ利便性、ポイントがたまるという点で、 「えきねっと」 がオススメ。
無料で利用ができます。
支払のクレジットカードを登録し、スマホやパソコンで切符予約ができます。
シートマップでゆっくり座席を選べますし、発券は、対応券売機で登録したカードをさして予約を選ぶだけで超簡単!
サイトのつくりにイラつきますが、使いこなせるようになると強い味方に。
みどりの窓口の長い列に並ばなくてすむので、是非使いこなして下さい。
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グランクラスを楽しむなら、やっぱり2~3時間は乗りたいところです。
3時間たっぷりくつろげて、軽食ドリンク付きで9000円弱なら、やや高いものの、観光列車に乗った感覚でアリかなと思います。
逆に2時間未満だともったいないかな・・・。
あとドリンクも飲み放題ですが、品なくおかわりしまくる人はいませんでした。
客層がやはり違いますね。かなりラグジュアリー。
またの機会、お財布と相談して乗りたいと思います。
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