布引観音とも呼ばれる、崖にへばりつく観音堂が有名なお寺です。
歴史は古く、724年に行基が開いたと伝えられています。
働き者だが強欲で信心のない老婆が、布をさらしていると、
牛がやってきてその布を角にかけて走り去ってしまいました。
老婆が追いかけていくと洞窟をぬけ、長野の善光寺にまで至ったのだとか。
・・・「牛に引かれて善光寺参り」 の布引伝説の地となっています。
観音堂までは約15分ですが、この参道がこれまた険しいです・・・。
途中、善光寺とつながっている? 「善光寺穴」 もあるのでお見逃しなく。
ようやく観音堂につきましたが・・・
あまりにも山間すぎて眺望は期待できず。
この中にある宮殿という厨子が、国の重要文化財に指定されています。
岩をくりぬいて祠やお地蔵様がまつられているのが、
まるで遺跡のようで印象的でした。
・・・・・・・・・・
【滞在時間】 約1時間
駐車場は無料です。
参道はもはや 「山登り」 です!時間と体力があればどうぞ。
懸造りの観音堂は見事ですが、眺望は今一つです・・・。
布引観音(小諸市観光協会)
長野県小諸市大久保2250
★★★☆☆