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【清水三年坂美術館】 金工や七宝など超絶技巧の作品コレクションに感動

今日は、京都を訪れています。

雨がぱらついてきたので、屋内で楽しめるスポットへ。

清水三年坂美術館を訪れました。

 

 

清水寺へむかう三年坂の手前にある美術館です。

明治期の金工作品をはじめ、七宝、蒔絵、彫刻などを展示しています。

 

小さな土産店のような外観ですが、中は意外に奥行きがあり、二階建てです。

1階は常設展示、2階は企画展示をおこなっています。

引用:清水三年坂美術館

七宝は並河靖之らの作品が展示されています。

絵柄は、鉄線で枠をつくり、色を入れて焼き上げ、削りだしていくのだそう。

とても気の遠くなる作業で、つくられていくのですね。

引用:清水三年坂美術館

また、象牙細工もあり、安藤緑山らの作品が展示されています。

今のフィギュアに通じるものがありますね。そのリアルさに圧倒されます!

引用:清水三年坂美術館

現在は年明け2月17日まで、「装飾金工の明治時代」 という特別展が開催中。

江戸時代、刀装具製作で培われた金工技術は、

明治期に入ると、花瓶や装身具などに施されるようになり、

これらはやがて外貨獲得のための、重要な輸出品となっていったのだとか。

これらは2階の企画展示室に、たっぷりと展示されています。

 

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【滞在時間】 約1時間

【入館料】 800円

 

展示されているすべてのものが超絶技巧の作品ばかり!

細部まで丁寧につくられた、日本の工芸品の技術力の高さに感動します。

これが初代館長の村田理如氏による個人コレクションだというのだから、その審美眼も素晴らしいものだと思います。

 

京都の定番観光に飽きたら、是非どうぞ。オススメです!

清水三年坂美術館

京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水三丁目337-1

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