久しぶりに日光東照宮を訪れました。
1617年、徳川家康公を御祭神におまつりした神社。
日光の代名詞とも言える、メジャースポットです。
現在の主な社殿は、徳川三代家光公によって整備されました。
陽明門をはじめ、華やかな彩色、見事な彫刻が施された、
たくさんの社殿を拝むことができます。
写真は三神庫と呼ばれる倉庫のひとつ、上神庫。
「想像の象」 と呼ばれる大きな彫刻が残されていて、
ユーモラスな姿の象がとても印象的、彩色も豊かです。
ひときわ観光客で賑わうのが、神厩舎(しんきゅうしゃ)です。
ご神馬をつないでおく建物。
ここに有名な 「見ざる・言わざる・聞かざる」 の三猿があります。
厩舎には、このような猿の彫刻が、ぐるっと八面施されていて、
生まれて死ぬまで、人の一生が風刺された作品になっています。
石段の先、幕で覆われた建物が、国宝の陽明門です。
現在、「平成の大修理」 がおこなわれており、
残念ながら陽明門は修理中でその姿を拝むことができません。
工期も平成31年まで、まだかかりますね。
そのかわり、
西側の壁面では、羽目板で200年以上もの間、隠されていた、
松と鶴の 「幻の壁画」 を現在、みることができます。
修復後、再び羽目板で隠されるそうなので、お見逃しなく。