大仙院を訪れました。
大仙院は、大徳寺の中にある塔頭のひとつです。
1509年に創建され、塔頭の中でも北派本庵として
最も尊重、重視されるお寺だそうです。
沢庵漬けを考案した、沢庵和尚がココの住職だったとか。
日本最古の 「玄関」 をもつ方丈は、
室町時代の建築で、国宝になっています。
そして、ともに見事なのが、この枯山水の庭園です。
書院庭園の蓬莱山から、その流れははじまり、
大河には宝船が浮かび、そして最後には海へと注ぎます。
方丈を取り囲みながら展開する、
ストーリー性のある枯山水庭園は、
石組みも見事で、とても見ごたえがありました。
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【所要時間】 30分程度
拝観料は400円。
お寺の方から、ていねいに案内していただきました。
写真撮影が禁止なのが残念です。
掛け軸にあった、
「気は長く 心は丸く 腹立てず 人は大きく 己小さく」
は、とても心に残る言葉でした。
方丈、枯山水庭園、心に残る禅語、
魅力のあるお寺です。是非どうぞ!
大仙院